カイラギの日記

主に日常を綴る雑記ブログ

会社の上司に「君は主体性がない」と言われたが、主体性があればとっくに会社辞めてる説

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今日、会社の上司に「君は主体性がない。仕事に対して主体性を持って取り組まないと、出世や昇給は望めない」みたいなことを言われた。

 

主体性という言葉をgoo辞書で調べてみると「自分の意志・判断で行動しようとする態度」とのこと。

 

どうやら上司曰く、僕は仕事に対して自らの意思・判断で取り組む姿勢が弱く、上からの指示にただ従い、事あるごとに上に相談して自分で考えて遂行する意志が感じられないらしい。

 

その話を聞いているときは、僕はただ「はい、はい、気をつけます」と神妙な態度で聞いていた。

 

しかし後になって考えてみると、そもそも本当に主体性があったら今の会社辞めてるな、と思った。

 

僕が今勤めている会社は、所謂大手企業のグループ会社で、会社の売上の約半分は親に当たる大手企業から降ってくる仕事で賄われている。残りの多くは自社製品の売上と運用で賄われる。つまり自ら率先して仕事をとってくる必要はあまり高くなくて、黙っていても親会社から仕事が降ってくる&既存のシステムの運用で儲かる仕組みができあがっているのだ。

 

それなのに「主体性が〜」とか言われても困る。僕が今までやってきた仕事も、基本的には親会社の偉い人から「あれやれ、これやれ」と勝手に指示が来て、それに従ってやってきただけだ。新規顧客に飛び込み営業して「商品を買ってください! 仕事をください!」と売り込んだことはないし、上司・先輩に対して「僕はこんな仕事をやりたいんです!」とアピールしたこともほぼない。何もしなくても親会社から勝手に仕事が降ってくる、ウチの会社はそんなポジションだと思っていたのに、なんでまた急に「主体性が〜」とか上司は言い出したんだろう?

 

僕の上司は40歳超え位の年齢の人で、こういう年齢の人ってどうも仕事に対してやる気がありすぎて困る。

 

ちょうど不景気や就職氷河期を乗り越えてきたせいなのか、「自分にはこの仕事しかない!」「俺はこの仕事で成功してやるんだ!」と思っているのかな? ゆとり世代の僕に対しても「バリバリ働いて稼ぎたいだろ? 出世したいだろ?」と接してくる。

 

どうやら世の中には仕事をテキトーに流してプライベートで楽しめればいいやと考えている人が存在することを認識していないようだ。

 

僕に本当に主体性があったら「この会社では成長できない、親会社にいいように使われるだけだ。自分の人生をより充実させるためには転職or起業したほうがいい!」と自分の仕事に対してもっと向上心を持って行動を起こすだろう。

 

僕はそんな行動力がなく、今の環境に不満がなくはないけど、現状を変えるのがめんどくさいので、今のまま過ごしている。

 

まぁ文句は言えども任せられた仕事をやらないわけにもいかないので、クオリティはそこそこに、明日も働きます。