家と会社の往復の毎日はもう飽きた。たまには普段とは違うことがしたい。非日常を楽しみたい。旅行にでも行きたい気分だ。でも貴重な土日で一泊二日の弾丸旅行に行くのは疲れる。と言うかそもそも遠出は予約や準備がめんどくさい。ノープランで出かけてもそれなりに非日常を楽しめて、かつ近場で安く済ませたい。
……僕はそんな気持ちになることが数ヶ月に一度ある。そしてそんな時はつい会社帰りにカプセルホテルに泊まってしまう。
今日は2019年2月15日(金)。今日もそんな気分だった。
と言うことで僕は今、東京都大田区蒲田のカプセルホテル「ナインアワーズ」に泊まっています! ヒャッホー!! タノシイーーー!!!
ハッキリ言って僕はカプセルホテルが大好きだ。カプセルホテルと言うと、飲み会や残業で終電を逃した人とか、宿泊費を安く済ませたい旅行者とかが泊まるイメージがあるかもしれない。でもただカプセルホテルに泊まることを目的として泊まってみてもいいと思う。
早速だがカプセルホテルの楽しい点を説明させてほしい。
まず、泊まるだけで気分転換になる。
特に毎日毎日家と会社の往復ばかりしているような僕みたいな会社員だと、たまにカプセルホテルに泊まるだけで非日常感を簡単に味わえる。
次に、安い。
ビジネスホテルなら1泊5000円程度、都心なら1万円程度することも珍しくない。正直高すぎる。でもカプセルホテルなら一泊3000〜4000円程度。安いところなら2000円台で泊まれる。
これならちょっとした気分転換のつもりで泊まっても財布に優しい。
ちなみに僕の今日の宿泊費は2900円。安い!
そして、ホテルごとに個性がある。
ビジネスホテルはどこに泊まっても同じような感じだが、カプセルホテルはホテルごとの個性が非常に強く出る。
泊まるだけで気分転換になると書いたが、このホテルごとに雰囲気が大きく変わるというのが大きく関わっている。
僕が今回泊まったナインアワーズは「シャワー、ベット、身支度」に特化したホテルで、必要最小限の設備しかない。たぶんミニマリストの人や無印良品が好きな人にはピッタリだろう。
他には、漫画喫茶のように漫画が多いホテル、スーパー銭湯並みの大浴場が付いたホテル、カプセル&サウナ、昭和の名残を感じるホテル、オシャレでラグジュアリーなホテル……などなど、一泊4000円以下のくせに利用者をこれでもかと楽しませるラインナップの多さ! これこそカプセルホテルの楽しさである。
最後に、旅行気分を味わえる。
家にいるのは飽きた、でも遠くに行くのは疲れる、という時に近くの街のカプセルホテルに泊まる。いつもは行かない飲食店に行ったり、翌朝街をブラブラ歩いたり、銭湯に入ってビールを飲んだりする。するとなんだか旅行気分になってくる! 不思議! 楽しい!
今日はこのナインアワーズ蒲田でネットしたり読書したりして、明日は蒲田名物の黒湯温泉に入って、週末都内旅行を楽しみます。