いつもの通りネットサーフィンをしていると、以下の記事を見つけた。サウナについてのブログ記事だ。
サウナトランス(整う)とは? 漫画「サ道(タナカカツキ著)」を読んで知った究極のサウナ体験 | さかめも
簡単に言うと「サウナで気持ちよくなる方法」ついての記事である。俺はこの記事と、そこで取り上げられていた漫画「サ道」を読んでいくうちにサウナに興味を持ってきた。
マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC)
- 作者: タナカカツキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: コミック
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曰く「サウナ→水風呂→休憩」のサイクルを3回繰り返せば、サウナ・トランスと呼ばれるめちゃくちゃ気持ちいい状態(合法麻薬に近い)になり、思わず「整ったー!」と叫ばずにはいられなくなるらしい。
なんて面白そうだ! 俺は今までサウナなんて太ったおじさん達がTVで相撲を見ながら汗だくになっている暑い小部屋くらいにしか思っていなかった。サウナも今まで入ったことはあるが、「サウナ→水風呂→休憩」のサイクルを1,2回くらいしか回していなかったし、そんなに真剣にサウナと向き合ったことがなかった。
「そんなにサウナが素晴らしいなんて知らなかった、これはぜひ体験してみたい!」ということで東京都練馬区桜台の「久松湯」へ行ってみた。
■いざ久松湯へ
なぜ久松湯を選んだかというと、先に紹介した漫画「サ道」の巻末の「サウナがおすすめの銭湯一覧」の中に久松湯が載っていたこと、また久松湯はサイトを見て貰えれば分かるがかなりキレイでオシャレな銭湯だということ、そして一番の決め手は自宅の近所だということで、ここに決めた。
久松湯の料金は入浴470円+サウナ400円であり、俺は今回シャンプー+リンス+石けんも付けて、合計950円。タオルだけは家から持って行ったんだけど、ミニシャンプーなどが手持ちになかったから今回は購入することにした。
浴室に入り、ジャグジー・炭酸泉・露天風呂を軽く楽しんだ後、早速今回のメインであるサウナに入った。サウナ慣れしていないためか5,6分でキツくなり退出、その後水風呂に肩まで浸かること30秒くらい、そして休憩。休憩スペースが浴室の中になかったので露天風呂の脇にある腰掛けられる場所にて一休み。
たぶんこの休憩時間が一番「あ、トランスしてるかも(謎)」と感じられた。1回目の休憩時は身体が熱いような冷たいようなよく分からない感じで、軽い貧血を起こしているようなボーッとした状態が続き、まどろんでいるような、瞑想しているような、なんとも言えない気持ちいい(?)状態になった。
そして2周目。特に水風呂が効く。自然と声が出る「あー」とか「うー」とか周囲の人が聞いたら「なんだこいつ」と思われるくらいのボリュームで自然と声が出る。子供の頃は「なんでおっさんは風呂に入ったときにうめき声を出すんだろう」と思っていたが、こんなかんじだったのかなと一人納得した。
3周目。サウナの暑さにちょっと慣れてきた。2回目までは5,6分しか入っていられなかったが、10分耐えることが出来た。そして水風呂→休憩の流れ。事前情報ではここでサウナ・トランスに入るらしいのだが……正直よく分からなかった。1回目2回目の休憩と何が違うのか、まぁ確かに程よい疲労感と頭がスッキリした感じがあって気持ちいいことには違いないが、これがトランス状態かと問われればなんだか違う気がする。そこまで達していないと思う。
■結論
まだ自分はサウナの真価を理解仕切れていないみたいだ。サウナ・トランスの追求は今後も続けていきたい。
だけどトランスまで行かなくとも「サウナ→水風呂→休憩」で気持ちよくなれたことは確かだし、頭と身体もスッキリした気がする。サウナは定期的に行ってもいいかもしれない。