カイラギの日記

主に日常を綴る雑記ブログ

秋葉原の面白さ、そして弾幕シューティングに捧げた青春

 地方から上京してきて、「休日特にやることがないけどどこか出かけたいな」と思った時の外出先候補の一つとして上がるのが秋葉原だ。


 元々俺はアニメ、漫画、ゲームが好きということもあり、地元にいたことから秋葉原に憧れがあった。上京したらその秋葉原にいつでもいける状態になり、夢が一つ叶ったような感じだ。


 4月21日(土)の昼過ぎあたりになんとなく秋葉原に行った。特に目当てのものはなかったが、歩いていればきっと何かしらのイベントをやっているんじゃないかと思って行ってみた。


 JR秋葉原駅を降りてから、とりあえずUDXに行くと、早速人だかりを発見した。これはきっと何かイベントやっているに違いないと、覗いてみると、ケイブ祭り2018」をやっていた。

 

promo.cave.co.jp


 これはケイブというゲーム会社のイベントで、同社がリリースしているスマホゲーム「ゴシックは魔法乙女(以下、ゴ魔乙)」のスコア大会や、今後リリース予定のスマホゲーム「三極ジャスティス」の紹介などを行なっていた。


 実は俺はかつてケイブのゲームにハマったことがあり、まさか偶然にもこのイベントに参加できるとは思わなかった。なんとなく秋葉原に来たらこんな面白そうなイベントをやっているなんて、さすが秋葉原はすごい。


 ケイブは昔(主に2000年代)はゲームセンター用のアーケードゲームを作成しており、その上「弾幕シューティング」と呼ばれるジャンル専門だった。弾幕シューティングとは通常のシューティングゲームよりも更に弾数が増え、時には画面上が弾幕で埋め尽くされるほどになる、なんとも頭のおかしいゲームである。

 

 

ケイブ弾幕シューティングの中でも特に難易度の高いもの


Ketsui : ura 2-ALL 481mil (stage 2-5, B-Type)

 


 俺は上記のような高難度のタイトルはクリアできなかったので、ケイブシューティングの中でも比較的低難度の「怒首領蜂」「怒首領蜂大復活」「虫姫さまふたりブラックレーベル」あたりを中心にプレイしていた。


 この弾幕シューティングというジャンルのゲームに大学時代は青春をささげていたが、やはり高難度のものになるとなかなかクリアできず、またケイブアーケードゲームから撤退したこともあり、次第にやらなくなっていった(上手い人のプレイをYoutubeで見るだけで満足してしまうようになった)。


 アーケードゲームから撤退したケイブスマホゲーム開発を中心に行うようになり、先に挙げたスマホゲーム「ゴ魔乙」はソーシャルゲームでありながら弾幕シューティングというこれまた異質なゲームである。


 さて、イベント会場ではステージで同社のゲームをプレイしたり、原画が飾られてあったりと、ファンには嬉しい作りになっていた。

 

 

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 俺は既に弾幕シューティングをほとんどやっていないし、ゴ魔乙も存在は知っていたがプレイしているわけではないので、正直にわかファンなわけだが、かつて俺がハマっていたゲーム会社が現在でも精力的に活動していたんだと知って少し嬉しくなった。


 秋葉原には「HEY」という伝説的ゲーセンがあり、ここはシューティングゲームの品揃えが豊富でシューティングファンの聖地である。俺はケイブ祭りの後にHEYに立ち寄ったのだが、やはりケイブ祭りの影響だろうか人が非常に多く、ゲーム筐体に空きがないだけでなくギャラリーも多く、とてもプレイできるような状態ではなかったため、少し観戦だけして立ち去ることにした。


 地元に住んでいた時は、わざわざこのHEYに行きたくて東京旅行に行った時もあった。それが今ではいつでも行ける。でもいつでも行けるようになった頃には弾幕シューティングに飽きている。


 ゲームセンターは薄暗くて、騒がしくて、ちょっとタバコ臭い感じでいい。最近のゲームセンター(アミューズメントパークと呼ばれることもあるのかな)は明るくて清潔で禁煙で過ごしやすいんだけど、なんだか昔のゲーセンとはまるで違う店みたいで落ち着かない。俺はタバコは吸わないし、タバコの煙は嫌いなんだけど、昔ながらのゲーセンとか喫茶店はタバコ臭くあって欲しいと思っている(そう思う人っていませんか?)。


 さて、なんとなく秋葉原に行って、ケイブ祭りに参加して、HEYに行って、その後はラジオ会館メロンブックスヨドバシカメラをブラブラした後帰宅した。特に何か買ったわけではない。でも秋葉原はブラブラ歩いているだけで楽しいし何か発見できる面白い街だと思う。その上、秋葉原には人が一杯いるのにおしゃれな人が1人もいないのがいい(俺も含め)。信じられないくらいダサい服装の人がいくらでもいる、落ち着くいい街だ。銀座や六本木や表参道とはエライ格差だ。でも俺はそんな秋葉原が大好きだ!