東京のんびりスポット研究所

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【将棋】アヒル戦法について①-概要と序盤

「深夜のテンション」という現象をご存知だろうか。深夜起きているとふとめちゃくちゃ良いアイデアを思い着くのだが、翌朝冷静になって考えてみると全然大したことない内容だったという、アレだ。

 

僕は将棋が趣味なんだけど、ある日の深夜「アヒル戦法って極めれば強いんじゃないか」と思ったことがきっかけで、数日に及びアヒル戦法について研究していた。

 

個人的にはなかなか面白い内容になったので、せっかくだからこのブログに残しておくことにする。

 

ただこのブログは将棋専門ブログでなく、ただの雑記ブログなので、いきなり将棋の戦法の研究なんか載せていいのだろうかという疑問が頭をよぎる……。

 

将棋に興味が無い人は申し訳ないけどスルーしてください。これは僕が深夜のテンションであれこれ考えたことをメモ程度に書いたものなんです……。

 

しかし「将棋に興味がある」かつ「アヒル戦法について知りたい」「アヒル戦法って何だ?」と気になった方に対しては面白い内容になるように努力して書きますので、よろしければご覧ください。

 

また僕の棋力はアマ初段程度なので内容に甘い点もあると思いますが、大目に見て頂ければ助かります。

 

ヒル戦法とは

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ヒル戦法とは図の先手のような陣形のことを言う。玉・金・銀がまるでアヒルの足の様に左右に広がっていることからその名前が付いた。ちなみにこの玉・金・銀の形を「アヒル囲い」と言う。

 

ヒル戦法のメリットは、自陣に大駒を打ち込む隙が無いため、仮に飛車角交換の展開になった場合強いことだ。自分は相手陣に飛車角を打てるが、相手は敵陣に打つスペースがない。アヒル戦法の狙いはとにかく大駒の捌き合いの展開に持ち込むことだ。

 

デメリットは攻め手が少ないことと自陣の発展性に乏しいこと。金銀を囲いとして使っているので、攻めに使える駒が飛車角桂香歩しかない。しかも桂香はすぐに使えないので、基本的には飛車角歩だけで手を作っていかないといけない。加えてアヒル囲いの形は一度作ってしまえば崩せない(崩すと途端に脆くなる)ので、攻めの手がかりがないと飛車を左右に動かすとか玉を上下に動かすとかして暇つぶししないといけない。その間に相手陣に空きが生じればいいんだけど、相手が上手いとジリジリと圧力を掛けられて、何できずに負けということもあり得る。

 

とまぁアヒル戦法というやつは所謂「奇襲戦法」なのだ。矢倉や四間飛車みたいな一流戦法ではない、B級戦法に過ぎない訳だ。しかし10分切れ負けや10秒将棋が多いネット将棋においてはこの奇襲戦法が十分通用する。

 

ヒル戦法対策を深く研究している人はまずいない。大抵の人は矢倉や四間飛車みたいな一流戦法の定跡を真面目に勉強しているはずだ。そこにアヒル戦法をぶつけてやればどうか?対戦相手が勉強したであろう百の定跡書を一瞬で紙屑にできるわけだ。これほど気持ちのいいことはない!

 

ヒル戦法の序盤・縦歩取りの狙い筋

まず初手から説明していく。本来ならフラ盤とか埋め込んだ方が分かりやすいのだが、やり方がわからなかったのでiPadの画面キャプチャで勘弁してください。また今度調べときます!

 

 

動画の様に進んで以下の図になる。

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ここから後手にはいくつかの選択肢があるが、ここでは大きく3つに分けて説明していく。

①3二金:先手の縦歩取りが成功する

②8四歩:先手の縦歩取りを防ぎつつ居飛車に組む

③3二飛:先手の縦歩取りを防ぎつつ振り飛車に組む

 

まず最初に①3二金とした場合。後手がボンヤリこんな手を指していると、先手の狙い筋が炸裂する。

 

 

3四の歩をかすめ取って先手満足。後手は歩をただ取りされないよう駒組みする必要があった。

 

さて、次回は「②8四歩」について説明していく。

 

次回→【将棋】アヒル戦法について②-対居飛車