カイラギの日記

主に日常を綴る雑記ブログ

ニートに戻りたい…

※とりとめのない文章で失礼します。

 

 8月に就職してから、約2か月が経った。それまで10か月過ごしたニート生活に別れを告げ、社会人として世の中に戻ってきた。入社してからしばらくは研修をしていたんだけど、今では業務に入り、毎日一生懸命に働いている。でもまぁ、不慣れなこともあるし、そもそも自分の能力ややる気不足もあって、毎日怒られてばかりだけど…。

 最近になってニート生活が無性に恋しくなってきた。会社員はお金は貰えるけど、自由時間が少なすぎる。このところ朝8時20分に家を出て(コロナ対策の時差出勤のため少し遅め)、夜20時半に家に帰ってくるスケジュールだ。自由時間がなさすぎる。ニート時代は時間なんて捨てるほどあったのに、今では一日の自由時間が2時間くらいしかない気がする。おかしい。

 どうやら僕はお金よりも自由時間が欲しいタイプみたいだ。正直お金がたくさんあっても何に使えばいいのか分からない。そりゃお金はたくさんあったほうがいいことは分かる。くれるなら貰いたいことは確かだ。でもお金をたくさん持っていたとしても、今のところこれと言って欲しい物は無いし、海外旅行に行きたいわけでもないし、きっと「お金をたくさん持っているという安心感」だけを味わって銀行口座に眠らせるだけだと思う。どうせ使わないなら最初から無くてもいいんじゃないか? それよりも自由な時間が欲しい。

 僕が暇を持て余して就職してしまったのも、働く以外に有効な時間の使い方が見つからなかったからかもしれない。あとは減っていく貯金に不安を感じたからかもしれない。

 いやしかし、就職して2か月近く経つと、徐々に労働の嫌な部分を思い出してきた。自由時間が少ないのもそうだけど、やっぱり仕事って面白くないし、肩こり腰痛頭痛眼精疲労はするし、気の合わない先輩とも付き合っていかないといけないし、理不尽なことで怒られまくるし(これは僕の能力が低いことが主な理由だけど)。僕はこれが嫌で前職を辞めたはずなのに、時間が経ってコロッと忘れていた。ばか。

 つくづく思うのは、社会人・会社員としての自分の能力の低さだ。僕はどうも努力ができない。入社したてで仕事ができないことが分かっているのに、勉強したり、先輩にアレコレ質問したりせずに、さっさと帰ってYouTube見たりしてる。そのやる気のなさが即バレて怒られてしまった。自分は本当にバカだ。良くないな。

 これまで「働きたくないと言っても、生きていくためにはお金がいる。お金を稼ぐために働かないといけない」と思っていたけど、今では月18000円で山奥で暮らす「山奥ニート」という人たちもいるらしい。実は生きていくことにお金ってそんなに必要じゃないのかもしれない。

 


【山奥ニート①】なるべく働かずに楽して生きていく(Mountain NEETs)

 

 正直どうしてもやりたい仕事があるわけじゃないし、昔から夢にしていた職業もないし、養うべき家族もいないし。「働いてお金を稼がないと生きていけないぞ」と言われても「やりたくもない仕事を続けて生きていくことに何の意味が?」と思ってしまう。

 就職してたった2か月でこのネガティブさ。ぶっちゃけニート時代のほうが毎日楽しかった。退屈だったけど。今ではその退屈さえも恋しい。会社員やってると退屈さえ感じることができない。今の僕の人生には退屈が足りていない。というか現代人はそうじゃないだろうか? 今の人たちには、退屈が、ゆとりや自由な時間が、足りていないんじゃないか? 

 平日の昼間にブラブラ外を歩きたいし、逆に平日の昼間までずっと寝ていたい。今はそんな気分。

 

おわり。