カイラギの日記

主に日常を綴る雑記ブログ

パチンコ負けた……もう辞めます。

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 先日、「パチンコ初心者が1ヶ月パチンコを打ってみた」という記事を書いた。

 

kailagi.hatenablog.com

 

 上記の記事で、3月の収支は28日時点で+5400円と書いた。わずかだが勝っている。これに気を良くして、実は今日もパチンコを打ちに行った。ちなみに僕は、1パチ甘デジの場合、一回あたりの軍資金を3000円としている。つまりマイナス3000円した時点で何があろうとも終了、というマイルールを課しているのだ。

 

 そして今日、例の如く1パチ甘デジの「海物語IN沖縄4 With アイマリン」を打ったのだが、なんとストレートで3000円呑まれて負けた! 一回も当たること無く、ただただ何も起きず、玉を呑まれるだけ呑まれて終わったのだ。

 

「たかが3000円の負けじゃないか」と思うかもしれないけど、一回も当たらずにというのが結構キツかった。回転率は悪かったけど、それでも3000円で200回転くらいは回したのに。なんで一回も当たらないんだ。ひどい(大当たり確率1/100の甘デジで、200回転以内に当たる確率は86.6%になる。つまり今回僕は、13.4%の確率を引いて負けたことになる)。

 

 いままでこんなにストレート負けしたことは無かった。せめて一回くらいは当たってほしかった。悔しい。両隣のババアはジャンジャンバリバリと連チャンを出しているのに。なんで俺だけ……。

 

 僕は失意の中、パチンコ店を後にした。

 

 

 

 その後、昼食にマクドナルドへ行った。マックは先払いシステムで、まずレジで会計を済ませると、順番待ちの番号が書かれたレシートが貰える仕組みだ。そして僕の番号は

 

「444」

 

 だった。

 

 マジかよ、と思わず呟いてしまった。パチンコ台に振られている台番号すら、『死ぬ』と『苦しむ』を連想させる4と9は避けられるのに、なんでマックごときに「死死死」を宣告されにゃあならんのだ。

 

 

 

 そして僕は、「やっぱりパチンコはもう辞めた方がいいかもしれない。ここで辞めればまだ収支はわずかにプラスで終えられる。パチンコより本を読むとかしたほうが有意義じゃないか?」と思い、本屋に行くことにした。

 

 そしてフラッと入った本屋の店頭に平積みしてあった、ある本を手に取った。それが以下の「本を読む人だけが手にするもの」だ。

 

本を読む人だけが手にするもの

本を読む人だけが手にするもの

  • 作者:藤原 和博
  • 発売日: 2015/09/29
  • メディア: 単行本
 

 

 一体本を読んだらどんな良いことがあるんだろう、その答えがこれに書いているかもしれない。何の気無しに読んでみた。すると冒頭部分に「本を読むためにはまとまった時間がいる。まず最初に、時間の無駄だから辞めた方が良いものを紹介していく」と始まっていた。

 

 果たして作者はどういうことを時間の無駄と言っていたか? 本にはこう書いてあった。

 

「パチンコ」と

 

 僕は本屋の中で「ウギャー!」と言った(ホントに)。まず第一にパチンコは辞めよと書かれていたのだ。

 

 曰く「パチンコをやる人は時間の重要性に気づいておらず、タイムマネジメントの概念がない。そんな人は将来的に労働市場から淘汰される。パチンコをやらないというのは、最低限のラインである」とのことだった。俺は泣いた。

 

 他にも「スマホをやりすぎるな」とも書いていた。僕はこれにも「ヒエッ」と悲鳴を上げた。曰く「スマホやっているときは頭なんて使ってない。あれはただの親指の運動だ」だってさ。見に覚えがありすぎるよね。

 

 正直これだけで打ちのめされた僕は、サッと本を閉じて家に帰ることにした。なんかもうダメ。なにもかもがうまく行かない気分。とりあえずもうパチンコは辞めておこう。そんな一日だった。