カイラギの日記

主に日常を綴る雑記ブログ

子供の頃はなぜ毎日が楽しかったのか

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「子供の頃(特に小学校低学年くらいの頃)は毎日楽しかったのに、なぜ大人になるとそうではなくなるのだろう」ということを、昨日池袋のスーパー銭湯「タイムズスパ・レスタ」のサウナ室の中で考えていた。

 

www.timesspa-resta.jp

 

自分なりに考えた結論は「子供の頃は『食う、寝る、遊ぶ』のことだけ考えて生きていた」からではないか、ということ。

 

 

 

子供の頃は食べたいものを好きなだけ食べていた。大人になると「太るから」「健康に悪いから」とカロリーや食事時間を考えて食事をするようになり、また加齢から甘いものや油ものがたべられなくなったりする。

 

子供時代に「これは糖質が多いから食べるのを止めておこう」とか「胃もたれがするから油ものを控えて、サラダを多めに食べよう」とか考えただろうか? いや考えたことはない。大人になると理性で食事をするようになる。まぁ健康や体型のことを考えたら仕方のないことなんだけど、楽しいかと言われると別問題だ。

 

 

 

また子供の頃は寝たいときに寝たいだけ寝ていた。小さい子供なんて食事中だろうが外出中であろうが、寝たいときに眠りに落ちる。あまりにも自由だ。

 

大人になると当然それができない。どんなに眠くても理性で抑え込んで起きていないといけないときもある。

 

 

 

あと子供はとにかく毎日遊ぶ。「遊ぶ」とは「好きなことを楽しんですること」「有意義でない活動をすること」だ。

 

子供の頃、自分がやっていた遊びを思い出してみると、「積み木を積み上げる」「砂場の砂を投げる」「折り紙」「河川敷の土手を段ボールで滑り降りる」「ドングリを拾う」「ただ走る」「ボールを壁に向かって投げる」「用水路の中を歩く」「とにかく隠れる」「雨にひたすら打たれる」などなど、揃いも揃って何の生産性も意味もない、遊びと言っていいかどうかもわからない行動だ。なんで当時はこんなのが楽しかったのかわからない。

 

大人になると遊びにも意味や意義を持ち込むなら分からなくなる。大人になるとTVゲームがつまらないという人がいるけど、その人の言い分としては「ゲームはどれだけしても何も残らないから時間の無駄遣い」ということらしい。そんな事を言っても意味も意義もない行動が遊びなんだから仕方ないではないか、お金稼ぎと人脈形成だけやれば満足なのか?

 

 

 

とは言え、僕は今は今でそれなりに楽しい毎日を過ごしている。いや、正確に言うと、今も楽しいと思うようにしている。

 

「あの頃は楽しかった」と思うことで今の楽しさが見えなくなってしまわないように、「あの頃も楽しかった」と思いたい。