東京のんびりスポット研究所

のんびりした暮らしについてのブログ。

ツンデレポメラニアン

f:id:kailagi:20171125133032p:plain

 

今年の初め頃、勢いでポメラDM200を買った。

 ポメラDM200とは何か、詳しくは以下のメーカーサイトを見ていただきたいのだが、簡単に言えば、「テキスト入力機能のみを持ったミニPCみたいなもの」もっと言えば「ミニワープロ(印刷機能なし)」である。

www.kingjim.co.jp

 外出先でも文章を書きたい小説家やブロガーに愛用されているらしい。この「プロ用」という雰囲気にプロでない自分は弱く、当時特に小説もブログもやっていなかったのにポメラを衝動買いした。

 ■使わない

 当然ながら使い道がない。考えてもみてほしいが、ネットすらできないテキスト打ち専用マシンをテキスト打ちをしない人が買って何に使えというのか? 使い道が無いではないか!

 ではなぜ買ったのか? 深い理由はない。テキスト打ちしかできない端末というのが逆にイケてるんじゃないかと勘違いしたからだ。それに小説やブログは書いてなくても、ポメラを買えばきっと書き始めるだろう、外に持ち出してカフェや旅行先でも文章を書くようになるだろうと、冷静になって考えると絶対あり得ない空想を膨らませていた。

 ポメラは高い。定価で5万円以上する。意味が分からない。テキスト打ちしかできないくせに、ノートPCより高いというのはどういうことか? ターゲット層が全く分からない。一体どんなやつがこんなものを買うというのか。実際に自分で買って使ってみても全く利点が分からない。

 「いやおまえ使ってんじゃねーか」という突っ込みが来そうだから先に言っておく。確かに僕はポメラを使っている。それは否定しない。このブログに投稿している文章だってポメラで書いている。でもそれはポメラで書きたくて書いているわけではない。せっかく買ったのに、使わずにホコリをかぶらせておくのが勿体ないから、なんとかして使おうと思ってブログを書き始めたのだ。

 つまりこのブログはブログを通して伝えたいメッセージがあって……とかいう理由で始めたのではない。使っていない(使い道がない)ポメラをなんとかして生かそうと思って始めたのがこのブログである。外出するときにはリュックサックの中にポメラを入れて出かける。そしてファストフード店とか駅のベンチとかに腰掛けて、わざわざポメラで文章を書いているのだ。

 正直意味が分からない。自分でやっておきながら自分で何をやっているんだと思っている。ブログはPCで書きたい。PCで書いた方が絶対に便利だ。だってポメラで書いてみろ、ポメラで書く→(ネットにアクセスできないからすぐブログにUP出来ないという壁)→一旦PCにデータ転送→PC画面で手直し→画像やリンクなどが必要な場合は付け加える→ブログに投稿、という流れを踏むことになる。めんどくさすぎる。でも買った以上意地でもポメラを使いたいから我慢することにする。

 ■外出先でもポメラ

 そもそも僕は引きこもり気質だ。そしてPCやタブレットでやることは、動画サイトを見たり、漫画を読んだり、ネット小説を読んだり、まとめサイトやブログを見たりと、インプット・コンテンツ消費系である。そこへ新たに「外出+文章書き(アウトプット作業)」という今までと真逆のことができるだろうか。

 とりあえずやってはいるが、これ続くのかなぁと感じている。そのうちポメラは再び引き出しの肥やしに逆戻りなんじゃないかなと、、、

 まさかこんなに使い道が思いつかないとは思わなかった。ポメラ、君は一体何なんだ。たまに引っ張り出して使うたびに問いかける、おまえは何なんだと、PCでもタブレットでもスマホでもワープロでもない不思議な存在、時代に取り残されているような奇妙な存在、でもなぜかたまらなく愛おしい。

 ■ポメラは愛おしい

 この「テキスト打ちしか出来ない」「正直使い道が思いつかない」「そのくせ高すぎる」「なくても全く困らない」とネガティブなことばかり思いつくポメラだが、しかし手放す気にもなれない。なんとなくずっと打っていたくなるキーボード、意味もなく外に持ち出して使ってみたくなる(実際に使うかどうかはともかく)フォルム、そう、ポメラは便利不便や要不要で語るものではなく、自己満足や好奇心を満たすものだったのかもしれない。

 ポメラコスパや機能面で考えると限りなく悪い。それを承知の上で買い、愛用する人はポメラ愛用者という意味を込めて「ポメラニアン」と呼ばれる。マイオナ厨と言われてもかまわないが、僕はこれからもポメラを使い続けていきたい。

 ■まとめ
 
 あれこれ言ったけど、結局ポメラを使い続けていく。不便だ不要だと言いながらも使っていくと奇妙な愛着が芽生えてきた。今日ブログを書くのはもちろんポメラ。なぜならポメラもまた特別な存在だからです。