人生で一番暑い夏
今年の夏は恐らく自分が生きてきた中で一番暑い夏になるだろう……
何かの比喩では無く、ただ単純に温度が高いという意味だ。思い返してみれば5月の時点で30度近くあったし、7月半ばになれば30度越えは当たり前、40度近くまで上がることもある。気象庁の観測が40度近くということは、アスファルト上の体感温度は50度くらい行っているはずだ。
通勤するのが辛すぎる。朝会社に着く時点でもう汗だくだし、シャツの中からは汗が滝のように流れているし、ズボンの中からも汗が滝のように流れているし、顔からも汗が滝(以下略
もし勤めている会社が家から徒歩5分のところにあったらここまで体力を消耗しなかったはずなのに。体力がない僕があの地獄の釜の底ような炎天下の中を歩き、ファラリスの牡牛のような満員電車に乗って毎日通勤しているのだ。そりゃ労働意欲なんて湧いてくるわけがない。東京に住んでいる人は満員電車で片道1時間くらいかけて行き来していると思えば異常。
いまの会社に入社した時に人事から読まされた「入社一年目の教科書」という本に「ビジネスマンはアスリート」って書いていたけど正にそうだ。東京で会社員をやるなら通勤や他の会社周りで、暑い日も寒い日も雨の日も雪の日も外を歩き回らないといけないわけだ。田舎の会社員と比べて圧倒的に体力が求められる。もし体力が無ければ移動するだけでクタクタになって仕事にならないだろう。
体力のない僕が東京で会社員をやることは相当にきつい。かと言って体力をつけるかと言われても「通勤するための体力を養うために筋トレする」とか絶対にモチベーションが続かない。
つまり僕は田舎に住んだほうが向いているのかもしれない。ぶっちゃけネットと温泉・サウナがあればどこでもいいし。
今転職活動しているのも「東京は人が多すぎるし、ちょっと田舎に移住してみるのはどうだろう?」と思ったことだきっかけだ。実はそんなに深い意味はない。もし田舎にUターン転職して東京が恋しくなればまた上京すればいいだけだし、人生気楽に生きて行きたい。