paypayというスマホアプリをご存知だろうか？
自分のスマホの画面に表示させたQRコードを読み取る、もしくは店が提示したQRコードを自分のスマホのカメラで読み込むことで決済する、「QRコード決済」アプリだ。
2018年12月頃に、paypay決済すると20％ポイント還元、更に時には全額返金するという「100億円あげちゃうキャンペーン」で話題になったアプリだが、そのキャンペーンがあまりにも早々に終了してしまったため、結局僕は当時使っていなかった。
それにQRコード決済って何だかめんどくさそうで、今でさえ「現金、クレジットカード、電子マネー」と決済方法は多岐にわたるのに、これ以上増えると紛らわしい。
しかもQRコード決済は各社様々な種類があってよくわからない。paypayを始め、楽天pay、Origami pay、LINE pay、Pixiv pay、d払い…まだまだある、一体どれを使ったら良いんだ！
そもそもクレジットカードも種類が多い！ 僕は今楽天カードとオリコカードを使っているけど、これも何となく選んだだけだ。もしかしたら他にもっといいクレジットカードがあるかもしれないけど、調べるのがめんどくさい。
電子マネーも同じだ！ ちなみに僕はiDとPasmoを使っているのだが、これはiDはチャージ不要で楽だから、Pasmoは電車に乗るために持っているから、という理由で使っているだけだ。
あまりにも選択肢が多すぎても疲れる。もう一週回って現金だけ使おうかと思ったこともある。日本全国どの店でも使えるし、電源や特別な設備を必要としない日本銀行券こそが最強の決済方法ではないだろうか！？
…なんてことを思いつつ、今更ながらpaypayを使ってみた。
使いだした理由としては「興味が湧いたから」
何だかんだと言ってもpaypayはあれだけCMを打っているし、ネット上でも話題になっているし、それに最近は「paypay使えます！」と謳っている店が増えたように思う。
つまりpaypayは今人気が高まっており、流行しつつあるのだ。僕はこういう「流行り物」をとりあえず試してみるのが嫌いじゃない。
流行っているっていうことはそれなりに理由があるのだろうと思うし、「新しいものはよー分からん！」と拒絶するのは何だか自分も年を取ってしまったのかなぁと思ってしまうので、とりあえず新しいものには飛びついておこうと思ったのだ（飛びつくのが遅いけど）。
実際に使ってみると、正直便利なのか不便なのかよく分からないといった感じ。支払いするたびに「スマホのロックを解除→paypayアプリを立ち上げ→QRコード表示orカメラを起動→支払い→正常に支払えたかどうか確認」という手順を踏む必要がある。
「電子マネーなら読み取り機にワンタッチなのに…」とか「むしろ現金のほうが早いのでは…」とか思うことも、まぁ無くはない。でもそういう次元の話をしているんじゃない。僕はただただ、paypayを使ってみたいだけなんだ！
他のお客さんが財布から小銭をジャラジャラ出したり、無言で電子マネーを読み取り機に押し付けている中で、僕は店員に「paypayで」と颯爽と言いたいのだ。これが時代の最先端なんだと、今流行りのQRコード決済を使いこなしているものがここにおりますよと、カッコつけたいのだ（実際にカッコいいかどうかは考えないものとする）。
でもQRコード決済を使ってみるっていうのはなんだか楽しい。いつも現金とか電子マネーで払っていたところを、QRコードで払ってみるだけで新鮮な感じがする。いつも食べている松屋の牛丼も一味違う！（松屋の食券機は各社のQRコード決済に対応しており、QRコード決済初心者とってはとても楽しい）
一応メリットも言っておくと、現在（2019年4月3日時点）paypayは「100億円上げちゃうキャンペーン第2弾」を行っており、支払った金額の10〜20％がポイント還元される。これはかなり高い還元率だ。クレジットカードなら0.5〜1％、現金なら0%なのに、今paypayで払えば最大20%還元される。ちょっと流行りに乗ってみるのも悪くないんじゃないだろうか？
まぁとりあえず今回言いたいことっていうのは、「新しいものや流行り物に飛びついてみるっていうのも結構楽しいよね」ってことだ。実際QRコード決済は中国ではメジャーな決済手段になっているし、個人経営店でも導入が容易なことから、今後利用範囲が国内外問わず広がっていくかもしれない。そうなると今のうちから試しておくってのもありなんじゃないかなと思い、僕はこのところ毎日松屋でpaypay使ってます。
