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もう東京はいいんじゃないか
先週のことだ。朝会社に行くために満員電車に乗っていた。通勤ラッシュだったのでその混雑たるや凄惨を極めていた。
上京してきてからこの満員電車には慣れたと思っていたけど、なぜかその時に限ってふと「これっておかしいんじゃないか」という考えが頭に浮かんできた。
僕の勤める会社は都心にオフィスを構えている。若者の給料では都心に住むことは困難なので、自然と東京郊外に住むことになる。すると当然朝晩の通勤ラッシュをモロに食らうことになる。将来給料が上がっても、もし結婚したらファミリーで住める広い家を求めて結局また郊外に住む。通勤ラッシュは相変わらずだ。
これはきっと東京で働く以上一生逃れられない。田舎から上京してきた僕にとって満員電車の異様さとストレスはこの上ないものだった。が、もはや諦めていた。
…はずだったのだが、なぜかその時になってふと「もう東京はいいんじゃないか」と思ってきた。
「田舎に帰ってもいいんじゃないか」「まだ若いし転職先はいくらでもある」「もう東京も満喫しただろう」フツフツとそんな考えが湧いてきた。
まぁ東京の人の多さと混雑ぶりに嫌気が差しただけじゃなくて、今の会社・仕事に不満があるっているのもある。今まで積もりに積もった会社への不満や怒りが遂にピークに達したのかもしれない。
でもそれにしたって急に、である。GWに実家に帰った時は「東京は楽しいよ」「僕は東京で働きたいね」なんてことを偉そうに家族・友だちに言ったのに。
転職サイトを眺める
家に帰ると早速転職サイトを眺めてみた。すると我が地元・岡山にも求人が山ほどあるではないか。このところ求人情報や転職体験談なんかを眺めていて忙しかった(笑)
とりあえずそのうちの一社に応募してみた。実は現在、もう履歴書を送ってその返事待ちだ。
たぶんこんな感じで気軽に転職するなんてこと、独身の若いうちしかできないんだから、まぁいいでしょ(すでに転職した気でいるバカ)。